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  西田ゆずるの政策提言に対して、市民の皆様から頂いた多くの質問に対する
  回答をまとめてみました。
 
  【 財政 】
 
  Q.1 八千代市の財政状況は、厳しいの?
  A.1 厳しいです。
     まず、財政状況を判断する目安として、「実質単年度収支(実質的な
      1年間の収支)」、「経常収支比率(支出に占める必要経費の割合で
     エンゲル係数のようなもの)」、「公債費負担比率(支出に占める借
      金返済の割合)」があります。
     実質単年度収支は、平成13年度決算から9年連続で赤字です。
     経常収支比率は毎年悪化し、赤信号といわれている90%以上を大きく
     超えています(平成21年度:95.7%)。
     公債費負担比率も毎年悪化し、警戒ラインの15%を超えてしまってい
     ます(平成21年度:16.3%)。
      次に、地方債残高と積立金残高です。
     地方債残高とは、市の借金残高のことで、毎年借金残高が増え続けて
      います(平成10年度:約370億⇒平成21年度:約500億)。
      積立金残高とは、家計でいう貯蓄残高と同じ考えですが、この積立金
     残高の規模が、全国でワースト2
(11月24日付日本経済新聞)という
     状況に陥ってしまっており、将来に対する備えが殆どありません。

  Q.2 積立金は、そんなに重要なの?
  A.2 非常に重要です。
     特に、積立金のうち財政調整基金は、緊急の大規模修繕やその年の歳
     入が不足しているときの調整財源として活用される基金です。
     家計に例えると普通預金のようにいつでも自由に使えるお金です。
     つまり、財政調整基金の枯渇は、将来起こるかもしれない緊急事態、
     毎年増額する借金の返済額や社会保障費への備えがない、極めて危機
     的な状況と言えるでしょう。
     しかしながら、市民一人あたりの財政調整基金残高は、千葉県36市
      で最も少ない
という状況です。
      ※市民一人あたりの財政調整基金:千葉県36市平均は2万6千円で
       八千代市は1千円

  Q.3 八千代市は、財政力指数が高いから富裕団体じゃないの?
  A.3 違います。
     財政力指数が高い(=財政力指数が「1.0」以上)からといって、富裕
     団体とは限りません。単に、国からの支援に頼らず、自立した行財
     政運営が求められているにすぎません。
      八千代市は、平成21年度に財政力指数が1.02となっており、
     ポテンシャルの高い市であることは間違いありませんが、財政状況
     は決して良くありません。むしろ、財政力指数が高いほど、財政危機
     に陥った場合のその危機的状況は深刻といえます。

  Q.4 八千代市は、破綻するの?
  A.4 破綻はしません、させません。
     夕張市の破綻をきっかけに法制化された地方財政健全化法により、各
     自治体は、破綻状態にあるかどうかを示す指標として健全化判断比率
     を毎年算定及び公表しています。
     八千代市の健全化判断比率(実質公債費比率、将来負担比率)は、破
     綻の懸念があるとされる「早期健全化基準」を下回っています。
     しかしながら、八千代市の健全化判断比率は、毎年悪化しており、早
     急な対応策(大規模な公共事業などの差し控えと積立金の確保)が必
     要です。

  Q.5 市の厳しい財政状況をなぜ市民にもっと分かりやすく周知しないの?
  A.5 おっしゃるとおりです。
     市の財政状況は、市の内部から市民に対して分かりやすく情報発信す
     ることが重要です。
     そうしなければ、市民が財政錯誤(将来の負担なしに行政サービスを
     受け続けられると勘違いしてしまうこと)の状況になってしまう可能
     性が高いです。
     今後は、地方自治の専門雑誌などに頼った評価ではなく、市自らが積
     極的に財政状況を評価することが重要になるでしょう。


  【 政策 】
 
  Q.1 減税はしてくれないの?
  A.1 難しいです。
     仮に市民税を10%減額したとすると単純計算で約12億円の減収になっ
     てしまいます。将来の備えである積立金がない八千代市では、「減収
     =住民サービスの低下」を招いてしまいます。
     まずは、積立金を増やすことと借金の圧縮に努めるほうが先決です。
     今の八千代市の財政状況からは、当面の間は難しいと考えています。

  Q.2 福祉タクシーを復活してくれるの?
  A.2 復活させます。
     福祉タクシーとは、移動手段の確保が困難な高齢者と障害者のために
     市が利用者と協力人に対して助成を行う制度です。
     八千代市では、平成16年度末に財政難を理由に廃止されてしまいまし
     た。しかしながら、千葉県36市でこの福祉タクシー事業を行ってい
     ないのは、八千代市だけです。
     他にも、高齢者世帯向けの住宅リフォーム助成を実施したいと考えま
     す。

  Q.3 子どもの医療費を中学校3年生まで助成してくれないの?
  A.3 助成を目指します。
     現在八千代市では、自己負担200円で所得制限無く小学校3年生までの
     子ども医療費を助成しています。これは、千葉県が小学校3年生まで
     は、市の負担金額の半額を補助してくれることが大きな理由です。
     今後、千葉県が中学校3年生までの助成を拡大してくれるように要望
     し、それに合わせて医療費の助成拡大に努めます。
     ※私の政策のひとつに「子ども医療費窓口負担200円を小学校 6年生ま
     で拡大」とありますが、これは、市が最低限行うべきものであり、最
     終的には、中学校3年生までを目指します。

  Q.4 学童保育料を値下げしてくれないの?
  A.4 まずは、金額設定の妥当性を検証します。
     保育料をはじめ公共施設の使用料やごみ袋の購入代金などについて、
     市民は様々な料金を負担しています。
     これは、「受益者負担の原則」から仕方がない一方で、その料金設定
     が客観的に妥当かどうかの検証を行うための基準が必要です。
     そのために、早急に「使用料・手数料等の設定基準」を作成し、他市
     の状況やその事業にかかる経費などを勘案し、料金設定が高いものに
     は、値下げを行います。

  Q.5 東葉高速鉄道の運賃を値下げしてくれないの?
  A.5 値下げを目指します。
     東葉高速鉄道の乗車料金の設定については、(株)東葉高速鉄道が最
     終的に判断するものですが、それを支援するのは八千代市の役割です
     しかし、八千代市だけでは、限界があります。
     よって今後は、
     @返済条件の変更(建設時の借金の一部免除や支払利息の軽減)
      ⇒国へ要望
     A東京メトロとの経営統合
     B引き続きの営業努力と地元との共存共栄
      により、東葉高速鉄道の運賃値下げを目指します。
     ※東葉高速鉄道の通学定期の割引拡大は、早急に実現できるように要
      望します。

  Q.6 市役所の窓口業務の時間帯の延長や土日曜日に窓口を開設して
     くれないの?

  A.6 開設します。
     まず、窓口業務の延長については、最低週1回は実施します。
     また、転入転出などの繁忙期には、土日曜日に窓口を開設します。
     最終的には、市民のニーズをとらえながら、本庁だけでなく支所も含
     めた窓口業務の時間延長を考えていきたいと思います。

  Q.7 今後予定されている障がい児者施設の建替はしてくれないの?
  A.7 建替します。
     私の政策である「心身障がい児者への医療、保健、福祉を連携させた
     総合支援の拠点づくり」の一環として、老朽化が著しい障がい児者施
     設については、現行の予定どおり進めていきます。

  Q.8 学校の体育館(その他公共施設)の雨漏り改修はいつしてくれる?
  A.8 早急に対応します。
     これまで、後回しにされていた公共施設の修繕工事を早急に実施しま
     す。新しいハコモノを作ることより、まずは、既存の公共施設をどの
     ように維持していくかが重要だと考えます。


  【 新川周辺地区都市再生整備計画 】
 
  Q.1 新川周辺地区都市再生整備計画を見直したら、橋の改修も中止に
     なってしまうの?

  A.1 中止になりません。
     新川周辺地区に限らず老朽化した道路や橋については、住民生活に欠
     かせないものとして早急に改修を行います。

  Q.2 中央図書館や総合グラウンドができたら、夏の花火大会は中止に
     なるの?

  A.2 可能性が高いです。
     夏の花火大会の打ち上げ場所が、中央図書館や総合グラウンドの建設
     予定地から非常に近いため、消防法からも問題となっています。
     打ち上げ場所の変更を行ったとしても、今までのような大規模な花火
     大会が難しくなると思われます。

  Q.3 国から20億円を貰えるのであれば、建設したほうがいいのでは?
  A.3 違います。
     確かに国から約20億円の交付金があったとしても、それは、年間
     3億円以上かかるハコモノのランニングコストですぐになくなってし
     まいます。
     その後は、ランニングコストはすべて市の負担です。また、ハコモノ
     建設の借金とその頭金で約30億円が必要です。借金ですので、数億
     円の利子も発生します。
     国からお金を貰えるから建設するのではなく、市の負担額を考えてか
     ら、ハコモノ建設の是非を考えるべきです。

  Q.4 あんなに事業がたくさんあって71億円で足りるの?
  A.4 足りない可能性が十分にあります。
     行政の机上のプランでは、河川敷という地盤が非常に悪いところだけ
     に事業費の大幅増が見込まれます。
     また、建設時はもちろん、今後の耐久性にも大きな不安があります。

  Q.5 中央図書館よりもまずは既存の図書館と小中学校の図書を充実
     すべきでは?

  A.5 充実させます。
     新しいハコモノの図書を充実させる前に、既存施設の図書を充実させ
     るほうが重要です。




 

 

 

 
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